文章の視覚的リズム②
こんにちは。
マジぽんです。
最近、ある本を読み始めてから、「文章は奥が深いな…!」と思うようになりました。
何故なら、濁点の付ける位置、行の区切り方、漢字とひらがなの配分などを変えるだけで、文章というのはかなり読みやすさが変わってくるという事に気付いたからです。
事実、今書いているこの導入文は、あるポイントを抑えて書いており、過去の記事よりも読みやすいと思います。
今回は文章を書く際のポイントの1つ、
「文章の視覚的リズム」についてまとめていきたいと思います。
〜目次〜
1.聴覚的リズム
2.読点「、」の位置を確認する
3.言葉の重複を確認する
1.聴覚的リズム
文章のリズムについて、「視覚的リズム」と「聴覚的リズム」がある。
下記の記事で触れているので、こちらを読むとより分かりやすいかと思います💁♂️
聴覚的リズムとは、耳で聞いた時のリズム、実質的には「音読した時のリズム」のことと思ってもらえると良いと思います。
聴覚的リズムを整えるには、音読することが有効な手段となります。
音読する際、次の2つのポイントを意識すると、より整える事ができます。
・読点「、」の位置を確認する
・言葉の重複を確認する
順に解説していきます。
2.読点「、」の位置を確認する
読点には「文章を明確にして読者の理解を助ける」という役割がある。
書き手からすると、文章は明確すぎるほど明確。
「こう書いたし、こう読むだろう」
としか思えず、読者がどう間違えるかなんていうのは想像も付かない。
音読は、こういった際の客観的視点を持たせる助けになる。
3.言葉の重複を確認する
言葉が重複すると、文章のリズムは途端に悪くなる。
分かりやすいものでいうと「〜である。」と締めた文の後に、また「〜である。」と締めた文章。
こういった際には「〜だ。」など別の締め方をする必要がある。
これは語尾だけではなく、「そして〜」などの接続詞も同様である。
また、連続していなかったとしても
「そして〇〇だ。しかし××である。そして△△なのだ。」
といった様に、近い位置に同じ接続詞が来ていてもリズムは悪くなる。
最低でも3段落ぐらいは間を開けておいた方が良い。
これらのポイントは、意識しながら書く、というのは中々難しく、書く手が止まってしまう為、一度書いてみて、それから読んでチェックするという方がいいだろう。
どうでしたでしょうか。
中々、自分が書いた文章を音読する、なんて機会はあまりないので、この機会に過去に書いた自分の文章を音読してみてはいかがでしょうか?
聴覚的リズムを整える練習として、とても利益になりますよ!
それでは、また読み進めたらまとめ記事書いていきます!