文章の視覚的リズム
こんにちは。
マジぽんです。
今読んでいる本「20歳の自分に受けさせたい文章講義」の内容がとても面白く、大変為になる本だと感じました。
折角なので、自分の頭に根付かせる為にもまとめようと思います。
文章の視覚的リズム
文章のリズムに関するアドバイスで多いのが、
「自分の書いた文章を音読する」というもの。
これはとても有効的だが、最も大事な視点を忘れがち。
それは、「読者は眼で読んでいる」ということ。
読み手は聴覚ではなく、視覚を使って文章を読んでいる。
つまり、音読で聴覚のリズムを整える前に、視覚的リズムを整える必要がある。
視覚的リズムとは、簡単に言うと「見た目の気持ちよさ」である。
もし文章をパッと見て「なんか読み辛そう…」と思われたら読む事を放棄してしまう。
これを避けるために必要なことが「視覚的リズム」である。
これは大きくこの3つによって生まれる。
①句読点の打ち方
②改行のタイミング
③漢字とひらがなのバランス
順に解説する。
文章は、「文字間の間隔」「段落の長さ」「段落内の密度(圧迫感)」の3つが視覚的なバランスを作っている。
実は、上にあげた①②③はそれぞれの役割をこなしている。
①句読点の打ち方 → 文字間の間隔
②改行のタイミング → 段落の間隔
③漢字とひらがなのバランス → 文字の画数の多さ
以上。